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「ステュディオス」な生活

「ステュディオス」=何かを面白がり、熱中することにより生き生きしている状態。 日々の「ステュディオス」を求めて…

Code for Japan Summit 2014 に行ってきた。

2014/10/11 に開催されたCode for Japan Summit に行ってきた。

Code for Japanというのは、Code for America の日本版で、テクノロジーを活用して公共の課題に取り組み、より良くしていこうという団体。

存在は以前から知っていたが、イベント等に参加するのは今回が初めてだった。

最初の基調講演では SIX 代表の野添剛士さんの講演が特に良かった。 一言でいうと「作った」だけではまだ、登山で言うと5合目で、ユーザの心を動かすものに磨き上げることが必要ということだった。 作る側としては、実現しているアイデアがどんなに奥深かろうが、バックエンドでどんなに高度なことをいようが、それを使うユーザにとっては、得られる体験がすべてであり、体験が心に響かなければ、アイデアや実現されている仕組みが理解されることもないという内容だった。 それが、氏がこれまでに取り組んだプロジェクトで具体的に説明された。よくわかり、よく”心に響く”講演だった。

午後は3トラックにわかれたセッションだったのだが、自分は特に聞こうと思って行ったわけではなかったのだが、「コミュニティデザイン」セッションを聴いた。

5人の実際に地域コミュニティ活性化の取り組みをしている方の発表のあと、パネルディスカッションという内容だった。 中でも印象に残ったのは、studio-L の 西上ありささんの発表だった。ある地方自治体の美術館設立を通じた地域活性化の事例の紹介だったが、最初はなかなか参加してくれなかった住人の方々をいかにして巻き込んでいったのかという話が面白かった。 基本的には女性を巻き込めば男性も参加し始めるということで、おばさん、おばあさんの懐にどう飛び込むかが重要らしい。この事例ではイケメンの担当者を現地に住まわせ、かわいがってもらうという方法が有効だったとのこと。あと、現地で買えないお菓子を持って行くと「それが食べたい」という口実で集会に参加してくれるという。なるほどなぁと思った。 いずれの発表者の方も、これからの地域コミュニティ活性化にはITの活用が不可欠だという。その上で、地域の方だたのITスキルの差をどのように埋めるのか、特に高齢者にどのように教え、使ってもらうかが重要ということだった。ITエンジニアとして自分にはなにができるだろうかと聞きながら思った。

これまではITエンジニアばかりのイベントには参加してきたが、そこでは聞けないエンジニアではない方々の話を多く聞くことができ、楽しいイベントだった。